おしらすでござる

800gと550gで生まれた双子の成長記録(+雑記)

1人育児の大変さと2人で育児をする大切さ(ワンオペ育児撲滅運動)

どうも、過去に育児休業をがっつり取得したしらすです!

今日は『一人でやる育児の大変さ』について書こうと思います。

僕個人の考え方としては、育児は『どちらかがメインでやって、もう片割れが手伝うもの』ではなく、『夫婦が二人で協力するもの』だと思います。

特に今の時代なんて夫婦共働きの時代なんだから、片方だけが育児の負担を背負うなんて絶対におかしいと思う!

いやいや収入がそもそも違うから!とか いやいや家事とか育児とか慣れてないから!とか いやいや子供が自分に懐いてないから とか。

そんな言い訳聞きたくない!

これから書くことは、実際に育児休業をとって、実際に育児やってみて、そして分かった育児の大変さについてです。

マジで育児は二人でやろう!

一人でやる育児は忙しい以外の何者でもない!

大変なイメージのある育児ですが、実際にやってみるとイメージ以上の大変さでした。

例えば哺乳

我が家は哺乳瓶で母乳(またはミルク)をあげています。

哺乳の方法は入院していた時に教わった『〇時間おきに哺乳する』というもの。
赤ちゃんは成長するにつれて1日の哺乳回数が変わってきます。

子ども達が退院したての生後5カ月(我が家の場合修正1カ月)の時は、1日7回哺乳だったので3,4時間に1回のペース。

今(生後一年)は1日4回哺乳なので、6時間に1回ペースになっています。

1回の哺乳の流れは

  1. 冷蔵庫の母乳を温める(もしくはミルクを作る)
  2. 子どものおむつを替える
  3. 子供を抱っこして母乳を飲ませる
  4. げっぷさせる

この1~4の工程で大体30分ぐらいかかります。

生まれたての育児が大変なのは『哺乳回数が多い』から。

今(生後1年)でこそ4回の哺乳で済むので1日のうち、哺乳にかかる時間が『1時間20分~2時間』で済みます。

でも1日の哺乳回数が7回の時は哺乳にかかる時間が『2時間20分~3時間30分』かかります。

しかも夜中、早朝関係なしに赤ちゃんはお腹がすくと泣くので、睡眠時間が大きく削られます。

ウチなんか双子だから、一人でやってたらマジで寝る暇ないし、こんなん一人でやってたら廃人になるわ!

よし、育児は二人でやろう!

例えばお風呂(沐浴)

お風呂はベビーバスで入れています。場所は浴室。

最初はリビングを考えていたのですが、お湯の入ったベビーバスの重さに『腰がやられる!』と思ったので、浴室にしました。

お風呂の手順は

  1. ベビーバスにお湯を張ります
  2. お風呂から上がった後のバスタオル、服、おむつの準備をします。
  3. 子供をお風呂に入れます
  4. お風呂が終わったら子どもの体を拭きます

その後、ベビーバスをきれいに洗って終わりです。

ここでのキツさはなんといっても『重さ』!

退院したての子どもはまだ4kgだったので、何とかなりましたが、子供って気付いたら成長してます。

1キロ2キロとか、ホントあっという間に大きくなってる!

で、5kg、6kgと成長するにつれて、左腕が悲鳴をあげ始めます!

そして子供が7kgになって、僕の左腕は完全に死にました。

このタイミングでベビーバスはやめました。

あとお風呂関連でもう一つ大変なのが、ベビーバスのお湯を入れ替える時。

風呂の踊場で子ども達をお風呂に入れていたのですが、2人目のお風呂も控えているため、下手に踊場でお湯を流すことができません。

十数キロあるベビーバスを持ち上げて、浴槽にお湯を捨て、再びお湯を張るという作業が発生します。

うん、腰やばいよね。やばいよやばいよ。

ウチではお風呂は父親の仕事。

僕はもともと腰が強い方ではないので、何とか腰だけは死守しながら、この作業をやっていました。

男でもキツイのに、女がやるなんてもっての他だと思う。

よっぽどの怪力の持ち主でないと楽勝にはできないでしょう。

よし、育児は二人でやろう!

例えば同時泣き

これは双子ならではの案件です。(年子でも該当するかも)

これね、もうどうしようもないぐらいキツイです。ホントこっちが泣きたいくらい。

二人を隣同士で寝かせると、それはそれは可愛いんですよね。

すやすや眠る寝顔。それが二つ並んでメチャメチャほっこりします。

写真なんかメチャメチャ撮りますよね。ここぞとばかりにシャッターを切ります。

『いいね、いいねー!』なんて言っちゃって。(子ども達は寝ています)

気付けばフォルダー内が寝顔だらけになっているなんてことはザラてす。基本です。

ホント悶絶するぐらいかわいいんですよね。

同時泣きという嵐のがくるまではね・・・。

赤ちゃんはなぜか寝起きと同時に全力で泣きます。

恐ろしい悪夢でも見たのか?っていうぐらい毎回泣きます。

すると隣に寝ていたもう一人も起きてしまう。
そうすると、ここからが同時泣きの大合唱の始まり。

こうなるともう家事どころではありません。

あの手この手を使って泣き止ませて、終わった時には既に廃人。

瀕死の重傷を負っています・・・。

よし、育児は二人でやろう!

二人で育児をする大きなメリット

僕は育児を二人でやることは大変さが『半分以下』になると思っています。

というのも、単純にやることが半分になるのは当然なんですが、『精神的負担を分担できる』という面が何よりも大きいんですよね。

『不安なことを話す相手』ができるんですよね。

初めての育児なんて特に大事だと思います。

全てが初めてで、育児に対して不安しかありませんもん。

そこをフォローできるのって夫婦だけだと思いません?

もし実親・義理親がフォローしてくれるとしても、精神面の大きな支えはやっぱり夫婦ですよね!

よし、二人で育児しよう!

『一緒に育児をやる』という気持ちが大事

僕は育児休業を取りましたが、かなりの少数派だと思います。

大抵の男性は育休なんて取れない(もしくは取らない)し、そもそも社会の空気として、そういう育休を取る環境が整ってないことが多いと思います。(育休取得率が全てを物語っている)

俺だって仕事してる!メチャクチャ大変!

そういう言い分もわかるんですけど、仕事の大変さって、同僚とか先輩後輩とか、分かち合う人がいます。

じゃあ育児。育児はどうでしょうか。

家庭のパートナーが分かち合わなかったら、誰とも大変さを共有できなくないですか?

そんなことわかってるけど、やっぱり仕事が大変。ってのも分かります。

じゃあパートナーに『ありがとう』って感謝の気持ちを見せましょうよ。

それだけでもパートナーはメチャクチャ救われると思いますよ。

といっても言葉だけだとイラッとされることの方が多いと思うので、実際は行動した方がいいとは思いますが(笑)

とりあえず、晩飯遅くなるならラーメンでも食べて帰ろう!

まとめ:育児は二人でやろう!


一人で育児をする大変さと二人で育児をするメリットはわかってもらえたでしょうか。


『パートナーが専業主婦(夫)だから』
『パートナーが育休とってるから』
そんな理由を盾にして、育児をパートナーに丸投げしてませんか?

『ワンオペ育児』が流行語になってあなたは何を感じましたか?

僕は、寝ている娘たちの寝顔を見て、いつも思います。

『この子達が大人になって育児をする頃には社会はどうなってるんだろう』って。

自分の育児休業を肯定するわけではありませんが、僕が選んだ育児休業という選択が『将来の社会を少しでもいい方向に向かわせられたらいいな』なんて思います。

育休取るだけで数字としてはメチャクチャ小さいけど、パーセントはちょっとは上がりますよね。

こんな小さな取り組みがゆくゆくは大きな数字になって、社会全体が『夫婦で育児しよう』て考えになってくれたらメチャクチャ嬉しいです。

そんな大きな野望も持ちつつ、今日も夫婦で育児をしようと思います。